物理的な試作品はゴーサイン出ましたけど、細かいところはちょくちょく直してます。まだまだ未練が残るところはあるし、理想と比べれば80点くらいなので納得はしてません。なんか前の記事で納得したとか言った気がしますね、この記事別人が書いてるんだろうか。
おおまかなテクスチャが描けたら展開図の線情報をSVGファイルにして出力しIllustratorで加工します。
ペパクラデザイナーは画像ファイルのほかに、DXF,SVG,EPS,EMFといったベクター形式で出力できます。
この中でも私はSVG形式がこれからの作業に適していると思います。
DXF,EMFは線が折れている個所で切断されてしまい、後で閉じた面を作る際に接続し直さなければならず、SVGなら接続されたままなので採用しています。EPSは…よく分からない。ベクターではあるんだけど全体が画像っぽくなっててそもそも線を編集できない…?
このSVGファイルと模様などの画像ファイルをペパクラデザイナーからそれぞれエクスポートします。
ではIllustratorの作業へ。1年くらい間を置いて2か月くらいサブスクしてるから操作方法を毎回忘れる。
まずファイルを読み込ませるところなんですが、少々不便なところが2点ほど。
・SVGファイルはA4サイズではない
出力したデータは内容物の大きさぴったりのサイズなので、IllustratorでA4に配置(読み込み)する場合は余白を意識しなければなりません。印刷時に必要な余白さえ確保できればいくつでもいいかもしれませんが、私はペパクラデザイナーのデフォルト値の左15,右15,上15,下15mmを余白として、Illustratorのアートボードを180mm x 267mm(A4から30mm引いたサイズ)に設定して作業しています。
・画像ファイルは紐づいていない
SVGファイルにはテクスチャは付いてきません。なのでIllustratorでプロジェクトを作った後、SVGと画像の二つを読み込ませることになります。といっても画像の方はベクターを作成する際の位置の目安にしか使わないので、それなりの寸法があればOKです。
それとちょっと注意点を。ペパクラデザイナーから画像を出力するときは「エクスポート>展開図:ページ毎」を選んだ方がいいです。基本的にA4から上下左右15mmを省いたサイズで出力されるのですが「展開図:単一ファイル」を選ぶと何か・・・何か違うサイズで出力されます。これが何らかの用途に適した出力方法なのか不明ですが、「ページ毎」なら180x267に合うのでこっちを使います。
で、実際どのように整えるかというと
1.アートボードを「A4(余白を含んだ印刷用)」と「A4から余白を引いた大きさ(小さいA4)」で作る
2.画像ファイルを配置し、サイズを小さいA4に合わせる
3.SVGファイルを配置し、位置・サイズを画像ファイルに合わせる
4.ベクターを描きこんでいく(最後は画像ファイルを非表示にする)
といった手順になります。
なるほど、こういう手順だったんですね。いつも場当たり的に進めてぐだぐだになってたので、改めて手順を明文化できて助かりました。ありがとう!やっぱり別人いるな!?
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