この記事ではペーパークラフト制作・設計の私なりの手順をご紹介します。これから自分でもペパクラ作りたい!と思う方への助けになればと思います。
使うソフト
ペパクラデザイナー
ペーパークラフト制作の心臓部。いつもお世話になってます。ゲーム1本分くらいのお値段。
3Dモデルを展開しペーパークラフトの型紙を作ってくれるソフトです。
3Dモデリングソフト
立体的な3Dモデルを作るソフトです。操作に関して一定のスキルが求められるのでちょっと大変かもしれない。
Blenderやメタセコイアなどの無料ソフトでOKですが、ペパクラデザイナーで入出力できる形式で保存できなければなりません。
メタセコイアは有料の方が機能が豊富ですけど、無料部分だけでも制作できます(【ワンパチ】は無料部分で作りました)。
ペイントソフト
3Dモデルにテクスチャを描くために必要なソフト。使い慣れた得物で描くがいい!
ベクター編集ソフト
印刷時にくっきりきれいな線で出力できるようにするソフト。画像ではなく数式で保存するのでファイルサイズも小さくなります。
大まかな流れ
1.作るものの策定
作りたいものが「作れるかどうか」。構造的に無理が無いか、必要な道具は準備できるか、最後まで作り続ける気力は足りるかなど。
2.3Dモデル制作
3Dモデリングソフト(Blender,メタセコイア等)
組み方をイメージしながら3Dモデルを作る。もっとも時間をかけるべき工程。ここと次工程の仮展開を何往復もして仕上げていく。
3.仮展開
ペパクラデザイナー
3Dモデルを試しに展開してみる。前の段階では想像もしていなかった問題が顕現しまくるのはよくあること。
4.UV展開と精密なテクスチャ描き
3Dモデリングソフト(Blender,メタセコイア等)
ペイントソフト(なんでもいい)
ここで本気テクスチャを描いてもいいけど、ベクター形式で型紙を出力したいときは模様の精密な位置が分かるテクスチャを描く。
5.本展開
ペパクラデザイナー
型紙出力時のレイアウト等を考慮しながら、パーツやのりしろを配置していく。
6.SVG出力とベクター編集
ベクター編集ソフト(Illustrator,inkscape等)
キャラクターの模様などを描き込み、文字やのりしろ番号などを配置していく。
7.PDF出力(完成)
ベクター編集ソフト(Illustrator,inkscape等)
編集可否とかの設定して完成!
すごく凝ったものでなければ3までで十分完成できます。その後は趣味なので、手を抜くも抜かないも自由!ただし手を抜かなかった場合は永久に終わらないので、どこかで妥協する必要はあります。
と、
文字だけの説明ではきっと分かりにくいので、今後は【チコリータ】の制作を例に各工程の説明をしようと思います。レジェンズZAも来ますからね、いいタイミングだ。
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